政府に氷河期世代を救済させる、唯一の方法

就職氷河期世代

今まで放置され続けてきた就職氷河期世代。
そんな氷河期世代が救われる唯一の方法。

それは

「選挙へ行く事」

今回は、なぜ選挙へ行く事が救済になるのかを解説していきたいと思います。

過去にも氷河期世代について解説した記事がありますので、もし良かったら読んでもらえると嬉しいです。

>>第1回  >>第2回  >>第3回

今回のテーマ

・そうだ、選挙へ行こう

・これからの選挙で重みを増していく「氷河期票」

・支持政党がなくても投票へ行くべき理由

どうすれば、政府は救済に動く?

どうすれば、政府が氷河期世代を本気で救済するのか?

冒頭にも触れていますが、
ズバリ! 氷河期世代が投票へ行く事です!

「え?そんな事で?」

と思った方もいるのではないでしょうか。

はい、そんな事で良いんです。

しかし、今までその「そんな事」ができてなかったから政府は氷河期世代を見捨て続けてきたのです。

この記事を読んでいるあなたは、有権者となってから、すべての選挙時に投票へ行かれてますか?

恐らく「はい」と答えられる方は、かなりの少数派だと思います。

日本の学校教育は、選挙へ行く事の重要性や必要性をあまり教えてはくれません。

周りの大人たちも、選挙について教えてくれる人はほとんどいなかったのではないでしょうか?

しかし、選挙へ行く(投票する)事が政府を動かす最も簡単で、誰にでもできる方法と知れば、その重要性がわかるのではないでしょうか?

もちろん、選挙へ行く事だけが政府を動かす方法ではありません。

例えばスキャンダル等で世間が「ふさわしくない」と激しく批判すれば、政治家は辞任せざる負えません。

他にもマスコミが国民を煽れば、それが「国民の総意」のように扱われ政府は無視できなくなります。

ただ、我々氷河期世代は、どこか政治に対しての失望感が強く大きな声を上げる事は、してきませんでした。

マスコミも、時折この問題を取り上げる事はあってもそれが「国民の総意」となるほど盛り上がる事はありません。

大半の国民にとっては、氷河期世代がどうなろうと他人事だからです。

そのため、我々氷河期世代が確実に政府を動かすには選挙に行く事が最も効果的なのです。

では、なぜ氷河期世代が選挙に行くだけで、政府は救済するのでしょうか?

それは「数の力」こそが、民主主義の基本だからです。

政治家は、何がなんでも当選したい

選挙時、立候補者は「公約」を有権者に提示します。

公約(マニフェスト)とは「当選させてくれたら、この約束守りますよ」というものです。

実際は守られない事のほうが多いのですが、有権者はこの公約を、投票する一つの判断基準としております。

さて、今まで

「氷河期世代を救済します!」

という公約をメインで掲げた候補者はいたでしょうか?

僕が調べた限りだと、残念ながらいませんでした。

しかし、今後はこの氷河期世代救済を公約とする候補者は増えていくと思います。

なぜなら、氷河期世代を取り込まないと今後は当選が難しくなるからです。

なぜずっと無視してきた氷河期世代に、今になって媚を売るような事をするのでしょうか?

それは、氷河期世代の人口は団塊の世代に次いで2番目に多いからです。

今後団塊の世代が高齢化し、投票へ行ける人が減ると氷河期世代が、全世代で一番多い有権者となります。

「氷河期票」を獲得しない限り、安定した当選は難しくなるのです。

そのため、例え本気で氷河期世代を救済する気がなくても公約では「氷河期世代救済」を掲げるでしょう。

今まで何もしなかったのに、急に「氷河期世代支援」を言い始める政党や候補者がいたら

「本気で言ってるのかな?」

と疑うくらいが丁度よいかもしれませんね。

「投票したい政党ないしなぁ・・・」 「白票でもOKだよ!」

選挙へ行かない理由として挙げられるのは「予定があった」や「時間がない」といったものが多いのですが

「政治の事はよくわからない」

「自分一人が投票に行かなくたって、何も変わらない」

というのが本音といったところではないでしょうか。

実際、自分で候補者を調べてから投票に行く方はあまり多くないと思います。

それでも、政府に救済措置を取らせたいと思うのであれば投票には行きましょう。

支持政党や候補者がいなければ、白票でも良いのです。

「何も書かないで入れるなら、それこそ時間の無駄じゃん」

そう思うかもしれません。

でも、そうではないのです。

投票所へ行く事に大きな意味があるのです。

投票所へ行くと「誰が投票に来たのか」という記録が残ります。

この「投票に来た記録を残す」事がとても重要です。

僕は今40代ですが、僕が投票に行けば40代男性の投票があったと記録されます。

それはつまり、氷河期世代の投票率が上がるという事です。

氷河期世代の取票率が、上がれば上がるほど

政府は氷河期世代を、優遇せざる負えなくなります。

氷河期票が得られなくなれば当選できなくなるわけですから、当然ですね。

だから、氷河期世代が救済される最も効果的な方法は毎回必ず投票へ行くことなのです。

「氷河期世代は人口が多い」

民主主義において、これほど強い武器はありません。

選挙へ行く事の重要性、お解りいただけましたか?

ちなみにですが、白票を入れるというのは

「支持する候補者がいない」という立派な意思表示となります。

もし支持政党や、投票したい候補者がいないのであれば妥協や消去法で、支持していない誰かに投票するのではなく、白票を投じるほうが、僕は正しいと思います。

大切なのは、有権者として、しっかり選挙に参加すること。

それが社会のため、自分のためになると僕は思います。

今回のまとめ

・選挙に行かない世代を、政府は助けない

・立候補者は「数の力」を持っている氷河期票を無視できなくなる

・白票でも立派な投票 大事なのは氷河期世代投票率を上げる事

次回は

「氷河期世代の僕が、投票を避ける3つの政党」

について書きたいと思います。

過去の記事 >>第1回  >>第2回  >>第3回

>>棄民世代 政府に見捨てられた氷河期世代が日本を滅ぼす (SB新書) [ 藤田 孝典 ]

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