氷河期世代の僕が、投票を避ける3つの政党

就職氷河期世代

今回は氷河期世代の僕が投票を避ける

3つの政党と、その理由について書きたいと思います。

※過去の記事で氷河期世代について、詳しく解説しております。もしよかったら読んでいただけると嬉しいです。 

>>第1回  >>第2回  >>第3回  >>第4回

今回のテーマ

・氷河期世代から見た 自民党

・氷河期世代から見た 公明党

・氷河期世代から見た (立憲)民主党

今回の記事は、完全に僕の個人的考えなので参考程度に読んでいただければ幸いです。

さて、あなたは毎回どの政党(候補者)に投票するか決めていますか?

僕はというと、どの政党に投票するかは決めていませんが

「ここには入れないぞ」というのは決めています。

今回は3つあるその政党について、理由も含めて書かせていただきたいと思います。

注:執筆時の考えです。今後その政党が氷河期世代の救済に全力で取り組むなら、考えを改めてさせていただくつもりです。

その1:自由民主党

過去記事を読んで下さってる方は「やっぱりね」と、思ったんじゃないでしょうか。

何と言っても最長の政権政党。

外国から、日本は民主主義のふりをした一党独裁国家と揶揄される事もあるくらい自民党は長期にわたり政権を担っております。

マスコミや野党に揚げ足を取られて不当に批判される事も多いですが、政権政党として、国民のために数々の法案を通してきた実績があります。

ただ、自民党が常に政権政党でいられるのは仕事が評価されているからとは、言い切れません。

他の党があまりにも酷いから、仕方なく自民党に投票するという方が無党派層の大半だと思われます。

では、なぜ僕が自民党に票を入れないのか。

それはもちろん

氷河期世代を救済できる力があるにも関わらず

効果的な政策を打ち出してこなかったからです。


「見て見ぬふりをしてきた」

「後回しにし続けてきた」

と言っても間違いではないでしょう。

結果として、氷河期世代の貧困化やそこからの少子高齢化を生んでしまいました。

評価すべき点は大いにある政党だと思いますが、氷河期世代という目線から見ると、さすがに支持する事はできません。

とはいえ、結局のところ氷河期世代救済ができるのは自民党のみ。

今後の動きに注目したいと思います。

その2:公明党

先に言っておきますが

宗教が嫌だからとか、そういう感情論ではありません。

僕が公明党への投票を避ける理由はちゃんとあります。

公明党は自民党と同じく政権与党として長期にわたり君臨しております。

しかし、自民党と同様に氷河期世代を救う事が今の今までできておりません。

「公明党は福祉の党」

「氷河期世代対策も打ち出している」

そうかもしれませんが、残念ながら結果として表れておりません。

政党である以上、結果が全てです。

いくら打ち出していても、結果が出てなければパフォーマンスと捉えられても仕方ないのです。

まして、公明党は政権与党。

強く自民党に働きかければ氷河期救済はできたはずなのです。

自民党の得票はその時の内閣支持率で左右されるのに対し、公明党は創価学会という支持母体があるおかげでほぼ確実に安定した票を獲得できます。

そのため、自民党は公明党を優遇しない訳にはいきません。

なので、公明党が本気を出せば氷河期世代は救えたはずなのです。

しかし、現実は違います。

氷河期世代が中高年になる今になっても何も変わっていないのです。

「氷河期救済」を打ち出してくれているのはありがたいですが、残念ながら過去を見る限り公明党に投票をしても、救済される事はなさそうだなとそんな答えに行きついてしまっています。

とはいえ、全く期待していない訳ではありません。

氷河期世代救済を打ち出している数少ない政党です。

今後、氷河期世代が納得できる結果を出してもらえたら公明党に投票する事はありえます。

その3:立憲民主党

立憲民主党の前身は、2009年から2012年までの間政権を担当した「民主党」です。

自民党に政権を奪われてからは分裂したり合体したりで色々あり、なんだかんだあって、現在の立憲民主党当時の民主党の後継的ポジションとなりました。

政権政党としては3年と短く、もちろん氷河期救済などできるはずもなく終わってしまいました。

野党になってからも自民党を批判する事にばかり一生懸命で、画期的な対案を出す事は、ほぼありませんでした。

氷河期世代に対してもこれといった支援策は出してくれていません。

野党では議席が最も多い第1党ではありますが、政権を奪取する気がまったく感じられません。

仮に政権を取れたとしても氷河期世代救済はないだろうと、容易に想像がつきます。

自民党から政権を奪うのであれば氷河期票を味方につけるのは、絶対条件となります。

今後絵に描いた餅的な内容ではない、具体的で実現可能な氷河期救済案を打ち出してくれる事に期待します。

じゃあどこに投票するつもりなんだい?

僕は自民党、公明党、立憲民主党への投票は避けると書きましたが

じゃあ、どこに投票するのよ?と思いますよね。

現時点で

本気で氷河期世代救済をしてくれそうな政党はありません。

なので、その他の政策を見てもピンとこなければ僕は白票を投じます。

妥協や消去法で投票する事はしないよう心掛けております。

白票でも氷河期世代の投票率は上がりますからね。

政府にプレッシャーをかける事ができますので。

白票を投じる意味については前回の記事で詳しく解説しておりますので、良かったら読んでみてください。

>>政府に氷河期世代を救済させる、唯一の方法

今回のまとめ

・氷河期世代を後回しにし続けた自民党

・支援を打ち出してはいるが、結果が出せていない公明党

・政権を担う気が感じられず、氷河期救済も期待できない立憲民主党

冒頭にも書きましたが今回は僕の個人的な考えなので、参考程度に思っていただければと思います。

>>棄民世代 政府に見捨てられた氷河期世代が日本を滅ぼす (SB新書) [ 藤田 孝典 ]

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